「Forcast」個人情報保護機能拡張バージョンの製品を出荷開始

当社では、2005年4月からの個人情報保護法に施行を前に、個人情報を取り扱うメール配信パッケージソフトウェア「Forcast」の機能拡張の開発をすすめて参りました。

2005年3月よりに個人情報保護機能を拡張したForcast ver5.7の開発完了と同バージョンの即日出荷を発表いたします。

すでに保守契約を締結されているお客様には、順次、無償バージョンアップを行ってまいります。また、これから新規に購入されるお客様は最新バージョンでご利用いただけます。
 
■Forcast ver5.7 バージョンアップによる新機能・改善点----------------
 
1)複数操作者(オペレータ)管理機能\nForcastを操作いただくオペレータを複数発行・管理できるようになりました。尚、オペレータの発行・管理はForcastの管理画面上から行なう事ができます。
 
2)オペレータ権限の設定
発行するオペレータ単位で利用できる機能を制限する事ができます。
この機能によりメールアドレスなどの個人情報を閲覧・操作できないオペレータ(例えば、配信予約のみを行なうご担当者様)を作成する事ができます。
 
機能制限はメール配信業務の役割分担を考慮した以下の作業分類別です。
 
1.ログイン認証権限
2.アドレス帳関連権限(データ閲覧・操作)
3.メール文書関連権限(文書作成・編集・プレビュー)
4.メール配信関連権限(配信予約設定、プレビュー)
5.配信ログ・クリックログ関連権限(配信ログ・クリックログの閲覧)
6.ユーザ設定権限(デフォルト値の閲覧・操作)
 
3)オペレータ単位での操作記録保持
オペレータ単位でのForcastの操作記録をシステム内部に記録します。
(従来のシステムでも記録を調査する事は可能でしたがより容易に記録を確認する事ができるように仕様変更します)
 
システム内部に保持するオペレータ毎の記録は以下の通りです。
 
1.ログイン・ログアウト記録(時刻)
2.プログラムの操作記録
ブラウザ上のクリックなどの操作で実行されたプログラム単位での操作記録及びパラメータ(※)を操作時刻とともに保持します。
 
※パラメータ
操作するアドレス帳、メール文書、絞込条件等のプログラムに引き渡された情報